2010年3月25日木曜日

基礎

企業における、あらゆる業務をカバーする包括的な帳票システム開発を実現するために、何が必要とされるのか。ここでは帳票システム全体を俯瞰し、帳票シス テムの導入・運用を考える上で重要となるポイントを整理する。





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帳票システムの考え方
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■「帳票基盤」
Webを中心に本格化する企業システム、その業務を円滑に推進するためには統合的なソリューションが必要となる。特に、運用面で欠かすことのできない日本 固有の帳票処理を、Web上でも再現するシステム開発を考えなければならない。

次の図は、企業の業務において必要とされるすべての帳票運用を含んだ、帳票基盤の概要をまとめたものである。


1.上位アプリケーションとのインターフェイス
Pure Java対応の連携ソフトウェアにより、EC・EDI・ERP・ホスト・オフコン・RDBなどから、XML・TXT・CSV・固定長形式でデータを受け取り、指定の帳票フォームにマージして自動で帳票生成を実行する。

2.通信系帳票出力
データ内にメールアドレスを含めておくことで、生成されたPDF帳票を自動的にメール配信する。また、インターネットFAXサービスの利用により、一斉 FAX配信の連携も行える。また、個々のPDFファイルに対して、暗号化処理などのセキュリティをかけることができる。

3.各社アーカイブ電子保存連携
各社帳票電子保存製品との連携を図り、それぞれの電子保存形式に対応する。

4.センター集中大量帳票出力
サーバソフトウェアは、各種開発言語によるAPIからの出力コントロールやXMLデータ連携による印刷実行に対して、指示された印刷データを専用スプーラへ蓄積する。これによって、基幹システムのオープン化に伴う印刷環境で、バッチで帳票処理された印刷データについて、円滑な大量印刷や分散印刷を実行することができる。

印刷のジョブ管理、再印刷、プリンタのステイタスを監視でき、出力データとプリンタ群の一元的な集中管理も可能である。

5.Web大量帳票出力
帳票統合スプールサーバは、帳票出力用ユーザアプリケーションで作成した大容量の印刷データをサーバ上のデータベースにスプールし、ネイティブな帳票印刷を実行する。帳票統合スプールサーバ側から各拠点にあるサーバに対して、ダイレクトに印刷データの圧縮転送を行い、帳票出力を自動実行させる仕組みを提供する。クライアントに接続されているプリンタを指定して、直接印刷を実行させることができる。

6.Web Online定型帳票出力
業務システムのデータから、定型帳票として出力するオンライン系。サーバソフトウェアが、クライアントからの要求に対して、印刷データを圧縮してクライアント側へ転送する。ブラウザの要求から、クライアント側に接続されたプリンタへ直接印刷可能な環境を構築できる。

7. INPUT
業務の効率を落とさずに、スムーズにデータインプット可能なフォーム入力環境が必要とされる。

8.Online非定型帳票出力
データベースに蓄積されたデータを自由な角度で集計分析する環境。